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ケガ
スポーツ障害
今回の九州地域での豪雨災害に遭われた皆様、ご冥福、お見舞い申しあげます。
当院は、比較的若い世代の患者さんが多く来院されます。
スポーツ盛んな学生もかなり多く利用いただいています。
最近、陸上競技等で足、腰を傷めて他の整形外科や接骨院で診療を続けていても
なかなか治らず来院される学生が増えています。
原因のハッキリした怪我は別として、繰り返しの外力によるスポーツ障害は
必ずしも痛いところが、原因とは限りません
他の所に原因があり、別の所に痛みが出ていることもあります。
他の医療機関で、痛いところをいじり過ぎて悪化してから来院される場合も少なくありません。
オーバーユースの場合は、最低限の休養時期は必須です。
早期の練習復帰や大会出場も考慮しますが、痛みを止めての無理な復帰は選手生命を縮めます。
怪我も故障も最低期間の安静は必要になります。
安静期間をうやむやにして練習や試合に復帰し、なかなか治らずに来院する学生もいます。
今までに、社会に出ても古傷として残り疼痛に悩まれる方々も多く診させていただきました。
スポーツでの障害も日常生活での障害、怪我も早期復帰は同じ思いにあります。
診断も臨床経験にあると考えます、治療法も診断で変わってきます。
いつまでたっても症状に変化が無く、痛みだけを止めて競技復帰するなら鎮痛剤に頼れば良い話になります。
痛みが消えたのと治ったとは別な話ですから本当に治したいのなら
鎮痛剤に頼らずに理にかなった治療をお勧めします。
ちなみに、故障してから出来るだけ早期に治療開始することが早く治すカギになります。 narita