Blogスタッフブログ
気温・湿度の変化による睡眠トラブル
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。
台風の多い時期なりました。
気圧の変化で気温・湿度が目まぐるしく変わり体調にも影響します。
今回のブログは、気になったコラム記事が乗っていたのでご紹介します。
気温・湿度が高い夏は睡眠トラブルが起きやすい
眠りには、深部体温(人体の深い部分の体温)の変化が関係していて
就寝時に深部体温が下がると自然に入眠されます。
しかし、気温や湿度が高いと体の熱がうまく放散されないと
深部体温が下がりづらくなり眠りが妨げられます。
そのせいで、暑い夏は寝苦しく、睡眠不足の状態に陥りやすくなり
慢性化すると、不眠症になります。
睡眠トラブルに伴う悪影響
睡眠不足や睡眠障害は生活習慣病の発症に関わっています。
生活習慣病の中で患者数・予備軍の多い「高血圧」や「糖尿病」は
十分な睡眠をとれていない人の方が、発症リスクが高くなるという
研究結果が報告されているそうです。
血圧や自律神経との関係
血圧は自律神経の働きによって1日のリズムを刻んでいるため
起床すると交感神経が優位になり血圧が上昇し、日中の活動時が最も高くなります。
夕方に向けて、副交感神経が優位になり血圧は低下し、睡眠中に最も低くなります。
睡眠不足や不眠などの睡眠の問題は体内時計の乱れを引き起こし
それが自律神経の乱れにつながったり、高血圧発症のリスクを高めます。
糖尿病との関係
血糖値は食事によって上昇します。
健康な人はすい臓から分泌されるインスリンの働きによって
血糖値がコントロールされていますが
睡眠に問題が生じると、インスリンが正常に分泌されなくなり
糖尿病を引き起こします。
生活習慣病である高血圧や糖尿病は自覚症状のないまま進行し
心疾患や脳血管疾患の発症リスクの増加につながります。
生活習慣病の予防や改善、心疾患や脳血管疾患の予防のためには
食事・運動療法だけでなく、体内時計を整えて質の良い睡眠をとることが大切です。
特に怖いのは、睡眠時無呼吸症候群の方で夜間の頻回の呼吸停止によって
「低酸素血症と交感神経の緊張(血管収縮)」
「酸化ストレスや炎症」
「代謝異常(レプチン抵抗性・インスリン抵抗性)」
などの生活習慣病の準備状態が進み
5~10年後には高血圧や心疾患・脳血管疾患などにかかりやすくなるそうです。

年を取ると眠れなくなる、その正体は?
男女共に加齢により睡眠は浅く短くなり、その要因の一つが性ホルモン分泌の低下です。
男性は一般的に、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が40代以降緩やかに減少し
テストステロンが減少すると体、精神、性機能に症状が現れますが
精神症状の一つに不眠もあります。
女性の場合は、女性の健康を守る女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が
閉経の前後5年間で急激に低下し、更年期の症状、情緒不安定、抑うつ状態などと
不眠をきたす場合があります。
また、脳の呼吸中枢を刺激する作用がある女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌が
低下することで、閉経後に睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが増加するそうです。
以上、厚生労働省のデーターから抜粋して案内しました。
寝不足、不眠症は病気を引き起こす大きな原因となります。
質の良い睡眠を心がけたいですね。
narita
