足関節捻挫|栃木県那須塩原市 、大田原市にある下永田はりきゅう整骨院は、順番制にて整骨、鍼灸、カイロプラクティック、整体の施術が可能です。

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スタッフブログ

足関節捻挫

ケガ2022.05.12

新型コロナウイルス感染防止による規制が解かれ、様々なイベントが開催され

スポーツ面でも公式的な試合や大会も開催されるようになりました。

そんな最中、各スポーツによるケガや障害で来院される学生も増え初めて来ました。

スポーツに限りませんが、新鮮な捻挫による損傷で一番多いのは

ダントツ的に足首が多いです。

構造上の問題や、基本的に全体重が一番かかるところなので

もっとも捻りやすい関節とも言えます。

来院する患者さんで多いのは、足首を内返して外踝(そとくるぶし)

周辺の靭帯を傷めて来る患者さんです。

外返しで内踝を傷めて来院する患者さんもいますが

外返しや尖足・底屈強制での損傷度合いは重症度が高くなります。

いずれにしても捻挫は、外力によって関節の可動域を超えた時に構成する軟部組織が

損傷された状態なので、冷やして圧迫して固定すれば通常は治って来る。

と、されていますが、実は、そんな簡単ではありません。

整形外科を受診すると、先ずレントゲン写真を撮って診断され骨上に異常が無ければ

捻挫と診断されて湿布薬と包帯固定で帰されます。

ところが、いつまで経っても腫れはひかず、痛みもとれない

歩くのも痛い、何て言うことが多々あります。

これは、関節のかみ合わせ(アライメント)が正常な状態では無いからなんです。

関節の可動域を超えて元の位置にちゃんと戻れば、それ程問題にならないのですが

経験上、ちゃんと戻ることは、ほぼありません。

ちゃんと関節が戻っていれば、冷やして固定していれば短期間で治ります。

関節内の微妙なズレは触診でしか確認出来ません。

レントゲンを見ても捻挫による微妙な関節の異常は分かりません。

足首に限らず、江戸時代から柔道整復師術の捻挫に対する整復法は

当たり前の様に行われて来ました。それは、現在にも受け継がれています。

 

整形外科を受診した後に、足首の痛みが取れないからと足を引きずって当院へ受診されます。

足関節の整復直後から痛みが取れて普通に歩いて帰ります。

あまり珍しいことではありません、いまだに捻挫のエビデンスが

西洋医学と違うところで起きる典型的な出来事です。

捻挫に限らず、診察は発生起点を聞き、健側患側を目で確かめ

手で触れて、そして手当てをする。

と言う基本的なことを怠ると誤診を起こします。

いまだに、PC画面とレントゲン写真だけを診て診断して誰を診ているのか

分からない様ない医師がいます。

話がそれましたが、足関節捻挫は整復が必要不可欠です。

捻挫をしてしばらく経っても関節に不具合がある、時々痛みが出る

症状には整復法が必要です。

来院をお待ちしてます。         narita