施術治療院の選択肢|栃木県那須塩原市 、大田原市にある下永田はりきゅう整骨院は、順番制にて整骨、鍼灸、カイロプラクティック、整体の施術が可能です。

下永田整骨院
ホーム
電話
お問合せ
カレンダー
MAP

スタッフブログ

施術治療院の選択肢

腰の痛み2023.08.25

お盆休みも終わりましたが、まだまだ残暑が続いています。

私が子供の頃は、お盆が過ぎると朝夕の気温がグッと下がり

川遊びをしていると寒さを感じる程でしたが、ここ十数年前からは

夜でもエアコンが必要な日が続いています。

世界各地で山火事が多発したり、水害があると思えば水不足だったり

地球規模の変動が起きている様です。

今更ですが、一人一人が自然保護や温暖化対策を

心がけて生活して行く必要がありますね。

 

話は変わりますが

当院の休診中にギックリ腰になり、休み明けに来院された患者さんが多数おりました。

ギックリ腰は俗名で傷病名は腰椎捻挫です。

捻挫と言うと捻る・挫くのイメージですが、痛めた部位や受傷経緯からの推測で

傷病名は捻挫になります。

一般的にギックリ腰は、重い物を持ち上げたり、無理な体勢で作業を続けたりして

腰に急激な負荷をかけた瞬間に起こるとされていますが、実はこの様な原因でギックリ腰になり

来院される患者さんは半数以下です。

当院へ来院されるギックリ腰の患者さんのほとんどは、はっきりした原因が無く

前日は何ともないのに、朝突然、腰が痛く起き上がれなくなったとか、動いているうちに腰が痛くなり

歩くのも辛くなったとかで、クシャミやあくび等でギックリ腰になる場合もあります。

ギックリ腰(腰椎捻挫)は急性期なので、痛めた部分を早急に冷やす事が先決です。

腰痛は、「温めて治す」何てよく聞きますが、急性的は絶対に温めててはいけません。

足首の捻挫と同じで、腰も同じように氷嚢やアイスパック等で冷たい感覚が麻痺するまで冷やします。

その後、アイシングシートを貼って骨盤周囲を晒やコルセット等で固定し安静を保ちます。

一般に48時間は患部をアイシングすることが基本となり、誤った処置をすると必ず悪化します。

ギックリ腰で当院へ来院される半数以上の患者さんは痛めた後、風呂へゆっくり浸かってしまい

その晩、もしくは翌朝に炎症が広がり動く事も立つ事も出来ず人の手を借りて

やっとの思いで来院するケースが多いです。

こうした場合の施術治療は如何に疼痛を和らげ動作痛を取るのが先決ですが

安易に、整体や矯正法・カイロプラクティックを施すのは危険と考えます。

急性炎症の酷いうちは炎症を広げない様に考慮した施術が必要です。

現に、他院で整体やカイロプラクティックの施術を受けて症状が悪化し

治るまでに長期間かかってしまった患者さんも多くいます。

急性、亜急性、慢性期に沿った施術法があります。

その施術法が出来ない治療院に行く位なら自宅で患部を冷やし

安静にしていた方がよほどましだと思います。

どんな症状や負傷も同じ施術や処置しか施せない治療院が多く存在します。

国家資格も持たずに医療行為をしている者もいます。

私たち治療家にとってとても迷惑でそして残念です。

患者さんには整骨院、鍼灸院、整体院、整形外科等、自由に選ぶ権利がありますが

どうかせめて何らかの国家資格を持ち症状をしっかり把握出来る治療院を選んでください。

今は、電話やメール等で確認可能だと思います。

narita