スタッフブログ
腰痛Pr2
2022.11.04
前回のブログで、ご紹介した急性腰痛症で来院された患者さんの話の続きですが
ギックリ腰をして、その晩に入浴をして悪化したもう一つ別の理由ですが
実は、この患者さん、受傷後に近所の整形外科を受診していました。
整形外科のドクターに腫れ上がっている腰を強く押されて悲鳴を上げたそうです。
その後、やっとの思いで当院へ受診されたと言う大落ちがありました。
パンパンに腫れ上がっている腰をいきなり強く押したら誰だって痛いです。
それは、触診じゃなくて暴力に値します。
この患者さん、当院へ受診された時は、かなりのご立腹でした。
腰部に限らず、急性的に痛めた場合と慢性的な場合の処置法・施術法は全く違います。
それを間違えると悪化します。
この判断も難しい場合があります。
慢性的に痛い場所を急に痛めた場合や、急に痛めた覚えもないのに
だんだん痛くなり、やがて動けなくなる、何てこともあります。
同じ様な原因、同じ様な症状であっても人によって治療法、効果も違ってきます。
何も考えずにマッサージや整体まがいな事をすると悪化して動けなくなる事もあります。
医学的知識は勿論、臨床経験を積んだ治療師に診てもらうのが最良と言えます。
ドクターであっても人間ですので、無頓着な人もいます。
人の痛みは他人には分からないものですが、分かってあげられないと治療・施術は無理です。
投薬するだけなら誰でも出来ます。
基本的な事を忘れている様に思います。 narita