スタッフブログ
原因不明の腰痛
腰の痛み2023.06.30
本日6月30日、明日から7月です。
まだ梅雨明けはしていませんが、間もなく夏です。
今年は、３年ぶりにコロナ感染の規制が解かれて初めての夏
行楽地では様々なイベントが開催され、大混雑が目に見える様ですが
一方でコロナ感染の拡大もまだまだ心配ではあるところです。
正月休み・ゴールデンウイーク・夏休み等、長期休暇の前に
必ず身体の不調で来院される患者さんが多数存在します。
特に、急性腰痛症（ギックリ腰）の患者さんが多い様に感じますが
これは私の推測なんですが、長期休暇に入る前に、区切りの良いところまで
仕事を完了してしまって、休み明けに備える為、急性的に
身体を酷使してしまった結果、疲労がかさみ負傷に至っている
のじゃないかと思います。
腰痛症の原因などは、こう言った疲労蓄積を解して徐々に痛みが増して
急性腰痛症の様な症状に変わって行くものと、重量物を持ち上げたり
移動した時に痛めるものと、大きく分けて二種類あります。
例外として、内因性（内臓反射）からの腰痛もあります。
内臓体制反射性の腰背部痛は、上記で述べた症状と少し違います。
原因不明の腰痛症で一番注意が必要なのは、この内臓反射性の痛みで
過去に何名かの患者さんに内科・外科の受診を進めたところ
大事にならずに済んだ例もあります。
当院では、急性的に負傷したケガや痛みに対し健康保険が使えます。
傷病名は、「骨折」「脱臼」「捻挫」「打撲・挫傷」
「筋・腱軟部組織損傷」に限られています。
腰痛症で原因が不明な症状でも、必ず腰痛に至った原因は存在しますから
問診上で、原因解明する事も必要になります。
前途で述べた内因性の症状に対しても、速やかに紹介状を出し最寄りの
内科・外科への受診を進めています。
実は、ギックリ腰を起こす迄にサインが存在します。
腰背部著筋の張り感や下半身のだるさ・重さ等
ギックリ腰を何度か経験している患者さんは、思い当たる節があると思います。
事前に、サインを見逃さずに来院する等の対処を心がけましょう！
narita