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腰痛
秋真っ只中、紅葉も見ごろを迎えている様です。
同時に、寒さもグッと増して来ました。
この季節になると、冷えによる腰痛や神経痛が発症しやすくなります。
私も慢性的に腰痛があり日頃から足腰のストレッチは欠かせません。
特にこの時期、起床時のストレッチを怠ると腰痛は勿論、神経痛などの
下肢症状も起こりやすいので朝湯に入ったりもしています。
あまりにも酷い時は、先生方に治療をお願いしています。
最近、来院された患者さんの一例ですが
仕事の作業中に急性腰痛症(ギックリ腰)になり歩行困難で来院
問診するとギックリ腰をした直後は痛みがあるが動けていたそうです
帰宅しその晩、腰の痛みが強く眠れなかったそうです。
来院時、前かがみで杖をついての歩行、診台に乗るのもやっとで、触診も出来ない状態でした。
ここまで酷い症状になるのには、違う原因があります。
ギックリ腰をした最低2・3日は局所を冷やし、痛みが和らいだら温めるのが基本
ところが、この患者さんは帰宅後いつもよりゆっくり湯船につかり温まってしまいました。
ギックリ腰をした局所に炎症があるのにもかかわらず温めてしまうと
炎症が広がり痛みも強くなりこの様な結果になります。
恥ずかしながら、私も経験者で、確かに急性期でも風呂に浸かった後
1・2時間は軽くなり良くなった感じがします。
ところが、寝ているうちにじわじわと炎症が広がり居ても立っても居られない位に痛みが増してゆきます。
朝になりどうやって身体を動かしていいか分からない状態になります。
腰に限らず、強くても軽くても急に痛みを感じた時は、先ずアイシングしてください。
負傷した直後、出来れば氷嚢でアイシングが最良、無理ならアイシングシートで
鎮痛消炎湿布薬は、2・3日経ってからの使用なら有効
急性期は、冷やして悪化はしません、温めると悪化はします。
昔から、「腰は冷やしちゃ駄目だ」と言われますが、急性期は腰でも冷やします。
実はこの患者さんの悪化理由がもう一つあるのですが、それはまたのブログで‼
narita