五十肩(肩関節周囲炎)|栃木県那須塩原市 、大田原市にある下永田はりきゅう整骨院は、順番制にて整骨、鍼灸、カイロプラクティック、整体の施術が可能です。

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スタッフブログ

五十肩(肩関節周囲炎)

肩こり首の痛み2024.01.30

いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

今年の冬は、暖冬との予報通りの感じになりましたが、まだ分かりません。

二月の初めにドカ雪が降る何てこともありますからね。

雪道の歩行や自動車の運転等には十分お気お付けください。

 

私事ですが、昨年9月頃から左肩関節が突然痛くなり挙上が出来なくなりました。

これと言った原因は無く明け方に左肩を下にして寝返りをした時に痛みを感じ

その後から少しづつ痛みが増して自力での肩回しが困難になりました。

可動域制限と動作痛の出る部位から自己診断すると棘上筋・棘下筋腱炎による

肩関節周囲炎つまり五十肩でした。

五十肩は、俗語で病名は肩関節周囲炎になります。

肩関節周囲炎は、40歳代、50歳代に多発するので四十肩・五十肩と言う俗名がついています。

肩関節周囲炎も炎症部位で分類され、比較的に多いのが腱板部の炎症と上腕二頭筋長頭腱炎で、腱板を形成する

肩甲下筋腱・棘上筋腱・棘下筋腱・小円筋腱の炎症が多発的と言えます。

はっきりした原因は無く、知らず知らずのうちに痛みが増して行くものや

肩関節を酷使した後から徐々に痛みが出る場合もあります。

勿論外傷後、五十肩になる場合もあります。

肩関節や頸椎に外傷性の既往歴がある場合なんかも起こりやすくなります。

いずれにしても、多発年齢は中高年層なので老化現象です。

肩関節は、球関節なので前後左右、回旋と自由に動かせる構造になっている分

筋肉や腱が多く、可動する範囲も広い分だけ障害も起こしやすい関節です。

 

肩関節周囲炎の治療法は、炎症を起こしている部位によっても変わります。

関節の拘縮や筋強直で可動域制限が起こるのは共通しているので、自動運動、他動運動で

可動域を広げ疼痛を和らげるのが基本になりますが、滑液包炎や関節包内障害がある場合においては

無理矢理な運動療法は厳禁で、悪化していきます。

当院では、肩関節周囲炎の炎症部位を触診、テスト法、必要であれば

レントゲン検査やMRI診断も指定の整形外科に依頼し炎症部位を見極め診断します。

その後、炎症部位にあった治療法を施療していきます。

症状経過の悪い場合は、率先的に鍼灸治療も行います。

可動域を広げて行く運動療法も痛みを伴いますが、経験を生かした最小限の範囲で施術しますので

安心して施療を受けられます。

長期にわたって五十肩を放置すると、もしも転倒などした場合に大怪我をする割合が高くなります。

肩関節周囲炎で症状変化が見られない方、来院をお待ちしています。   narita